電気風呂の健康効果
電気風呂とは?
電気風呂は、浴槽内に取り付けられた電極板から、体に害がない程度の弱い電圧でお湯に低周波の電流が流れる仕組みになっています。
もちろん、電流が流れるため、電気風呂に浸かるとビリビリと感じます。
この電気刺激によって筋肉を収縮させ、血行を促進する効果があるそうで、コーンフレークで有名なケロッグ社を創業させたアメリカの医学博士・ケロッグ氏によって、サナトリウム療法(自然療法)の一環として考案されました。
電極板の電源の種類によって、連続的な刺激のベーシックタイプ、マッサージを受けているように揉まれる感じのマッサージタイプ、肩たたきのようなタタキタイプ、前述の全てが可能なマルチタイプの4種類があり、近年ではマルチタイプが人気のようです。
電気風呂の健康効果
- 血行改善
- むくみや冷え性の改善
- 慢性疲労の改善
- 肩こりや腰痛などの軽減
電気風呂には、電極板から流れる電流の作用により筋肉を収縮させ、血行を良くする効果があるといわれています。
また、お湯の温熱効果との相乗効果により血流を促進することで、体のコリや筋肉痛、腰痛などを改善してくれるほか、関節痛や神経痛を和らげてくれる効果が期待できるとされています。
電気風呂の効果的な入浴方法
①電気風呂に入る前に、まずは普通のお風呂で身体を温めておきましょう。
②しっかり温まったら、電極から離れた場所で足からゆっくり浸かってください。
③電流(ピリピリ感)のちょうど良いところまで電極に近づいてください。
電気風呂の注意事項
電気風呂の長湯は厳禁です。3分ほど浸かったら一度浴槽から出てください。
筋肉を直接刺激するEMS効果とは別の周波数になりますので、筋力アップの効果はほとんど期待できません。
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